[postfix-jp:118] ダイヤルアップ環境での`Message-Id:'

[Jun USHIDA <ushida@xxxxxxxxxxxxxxxxx>]

牛田と申します．

private IP address しかもたないlocal mail serverを PPPで ISP につないで
ISP の SMTP サーバを経由でメールを送信したいのですが，
`Message-Id:' が local mail server の postfix によってつけられてしまい，
`Message-Id:' に 実際には Internet 上に存在しないホストの情報が
含まれてしまっています．
(例 Message-Id: <200009101400.XAA01772@xxxxxxxxxxxxxxxxx>)

sendmail8.9.3 では sendmail.cf を適切に設定することで,
(参考『オフラインでメール』 http://plaza17.mbn.or.jp/~chi/FreeBSD/HowTo/mail/ )
`Message-Id:' をつけないでおくことで，ISP の SMTP サーバに
`Message-Id:'をつけさせるような設定ができたのですが，
postfix で`Message-Id:' をつけさせないようにする設定がわかりません．

cleanup(8)によると

>cleanup デーモンは常に次の変換を行ないます:
>
>       o      見つからないメッセージ ヘッ ダ の 挿 入:  (Resent-)
>              From:, To:, Message-Id:, and Date:.

とのことなので この default 動作を変更すればよいと思いますが，
該当する設定項目を見つけることができませんでした．
それとも postfix では なにか他のやりかたがあるのでしょうか？

どなたかダイヤルアップ環境で private IP addressしかもたないmail server の
設定を postfix で行っている方はいらっしゃいませんか？

環境は以下の通りです．`Message-Id:'の問題以外については，ダイヤルアップ環境で
送信, fetchmail での受信ともにうまく動作しています．
どうぞよろしくお願い致します．

OS      : FreeBSD 4.1-STABLE
Postfix : postfix-19991231-pl08

% postconf -n
command_directory = /usr/local/sbin
daemon_directory = /usr/local/libexec/postfix
debug_peer_level = 2
default_destination_concurrency_limit = 10
default_privs = nobody
default_transport = smtp
defer_transports = smtp
disable_dns_lookups = yes
local_destination_concurrency_limit = 2
mail_owner = postfix
myorigin = msa.biglobe.ne.jp
queue_directory = /var/spool/postfix
relayhost = [msa.biglobe.ne.jp]
virtual_maps = hash:/usr/local/etc/postfix/virtual

% cat /usr/local/etc/postfix/virtual
root        root@localhost
ushida      ushida@localhost
postmaster  postmaster@localhost

設定にあたっては，
http://www.chem.nagoya-u.ac.jp/ike/postfix/
が大変参考になりました．いけさん，本当にどうもありがとうございます．
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牛田 淳