# 「このファイルは編集してはいけません。main.cf ファイルを代わりに # 編集してください。ここには例として挙げています。」 # # このファイルには SMTP サーバプログラムを制御する Postfix 設定 # パラメータの設定例があります。 # 「知らないローカルユーザ宛のメールの拒否」 # # local_recipient_maps パラメータはオプションで $mydestination と # $inet_interfaces に関してローカルであるユーザの、全ての名前や # アドレスを持つ検索テーブルを指定します。 # # このパラメータが定義されていると、SMTP サーバは知らないローカル # ユーザ宛のメールを拒否します。このパラメータはデフォルトで # 定義されています。 # # SMTP サーバにおけるローカル受信者のチェックを無効にするには、 # local_recipient_maps = のように指定します(すなわち空にします)。 # # デフォルトの設定ではローカルへの配送にデフォルトの Postfix local # 配送エージェントを使用することを仮定しています。もし下記に該当する # のであれば、local_recipient_maps の設定を更新する必要があります: # # - /etc/passwd や /etc/aliases、$virtual_alias_maps ファイル以外の # ファイルで $mydestination ドメインの受信者を定義している。 # 例えば、$virtual_mailbox_maps ファイルで $mydestination ドメインの # 受信者を定義している。 # # - master.cf でローカル配送エージェントを再定義している。 # # - main.cf で "local_transport" 設定を再定義している。 # # - Postfix local 配送エージェントの "luser_relay" や # "mailbox_transport"、"fallback_transpo" といった機能を利用している # (sample-local.cf 参照)。 # # 詳細は LOCAL_RECIPIENT_README ファイルに記述してあります。 # # 注意: Postfix SMTP サーバが chroot されて動いている場合、 # chroot 制限を克服するために、おそらく proxymap サービスを通して # passwd ファイルにアクセスする必要があります。代わりに # passwd ファイルを jail にコピーするのは実用的ではありません。 # # 検索テーブルの右側部分は都合よく無視します。左側部分には # 裸の username または @domain.tld ワイルドカード、user@domain.tld # アドレスを指定します。 # #local_recipient_maps = #local_recipient_maps = unix:passwd.byname $alias_maps local_recipient_maps = proxy:unix:passwd.byname $alias_maps # unknown_local_recipient_reject_code には、受信者ドメインが # $mydestination や $inet_interfaces にマッチしたが、 # $local_recipient_maps が空ではなく、受信者のアドレスやアドレスの # ローカル部分が見つからない場合に返す SMTP サーバの応答コードを # 指定します。 # # デフォルトの設定は 550 (メールを拒否する) ですが、 # local_recipient_maps の設定が OK だと確認できるまで # 450 (後で試してください) で始めるのが安全です。 # #unknown_local_recipient_reject_code = 450 unknown_local_recipient_reject_code = 550 # 「知らないリレーユーザの拒否」 # # relay_recipient_maps パラメータには、$relay_domains にマッチする # ドメインの全てのアドレスを持つ検索テーブルをオプションで指定します。 # # このパラメータが定義されていると、SMTP サーバは知らないリレー # ユーザ宛のメールを拒否します。この機能はデフォルトでは無効になって # います。 # # 検索テーブルの右側部分は都合よく無視します。左側部分には # 裸の username または @domain.tld ワイルドカード、user@domain.tld # アドレスを指定します。 # #relay_recipient_maps = hash:/etc/postfix/relay_recipients # # 「送信者アンチスプーフィング」 # # smtpd_sender_login_maps パラメータには 送信者 (MAIL FROM) アドレスを # 所有する (SASL) ログイン名を指定します。 # # ゼロもしくはそれ以上の maptype:mapname エントリを指定します。 # マップは postmap(1) または同等の手段で作られます。マップは # 指定された順に検索されます。正規表現テーブルが使えます。 # # それぞれのマップエントリは送信者アドレスとそのアドレスを持つ # ログイン名を指定します。検索順序: # # 1) user@domain owner # # この形式は最も高い優先度を持ちます。 # # 2) user owner # # これは site が $myorigin に等しい時や $mydestination に挙げられて # いるか、$inet_interfaces にリストされている時に usr@site にマッチ # します。 # # 3) @domain owner # # これは指定されたドメインの全てのアドレスにマッチし、最も低い # 優先度を持ちます。 # #smtpd_sender_login_maps = # # 「雑多なもの」 # # disable_vrfy_command パラメータで SMTP の VRFY コマンドを無効に # できます。これはスパマーが email アドレスを集めるために使われる # いくつかのテクニックを阻止します。 # #disable_vrfy_command = no # smtpd_banner パラメータには、SMTP greeting バナーで 220 status コード # に続くテキストを指定します。メールのバージョンが示されるのを好む人も # います。デフォルトでは、Postfix はバージョンを示しません。 # # $myhostname をテキストのはじめに指定「しなければいけません」。 # #smtpd_banner = $myhostname ESMTP $mail_name ($mail_version) smtpd_banner = $myhostname ESMTP $mail_name # smtpd_etrn_restrictions パラメータは、ETRN コマンドの発行が許される # クライアントを制限します。 # # Postfix ETRN コマンドは Postfix "fast flush" サービスに適格である # 配送先のみを受け付けます。詳細は sample-flush.cf ファイルを # 参照してください。 # # デフォルトでは、全てのホストからの ETRN を許可します。次の制限が # 可能です: # # reject_unknown_client: クライアントのホスト名が不明な場合に拒否します。 # permit_mynetworks: クライアントのアドレスが $mynetworks にマッチした # 場合に許可します。 # check_client_access maptype:mapname # オクテット分割により得られたクライアント名、親ドメイン、 # クライアントアドレスやネットワークを検索します。 # 有効な検索結果は access(5) を参照してください。 # reject_rbl_client domain.tld: クライアントの反転したネットワークアドレスが # domain.tld 以下の A レコードに挙げられていれば拒否します。 # reject_rhsbl_client domain.tld: クライアントホスト名が # domain.tld 以下の A レコードに挙げられていれば拒否します。 # reject: 要求を拒否します。これは全ての制限の最後においてください。 # permit: 要求を許可します。これは全ての制限の最後においてください。 # warn_if_reject: 次の制限は拒否する代わりに警告をログに残します。 # # helo もしくはクライアントの制限もここに挙げることができます (以下参照)。 # smtpd_etrn_restrictions = # smtpd_history_flush_threshold には、postmaster が EHLO や RSET, # DATA の最後を受け取ってコマンドヒストリをフラッシュする前に # SMTP サーバコマンドのヒストリを含むことができる行数を指定します。 # smtpd_history_flush_threshold = 100 # smtpd_noop_commands には、Postfix SMTP サーバが文法チェックや # 状態を変えることなしに "250 Ok" で応答するコマンドのリストを # 指定します。このリストは Postfix SMTP サーバに組み込まれたいずれの # コマンドも上書きします。 # smtpd_noop_commands = # smtpd_recipient_limit パラメータは SMTP サーバが受け付ける1メッセージ # あたりの受信者の数を制限します。 # smtpd_recipient_limit = 1000 # smtpd_timeout パラメータは SMTP サーバ応答を送信したり SMTP # クライアントの要求を受信する時間を制限します。 # # 注意: SMTP のタイムアウトを大きな値にする場合、グローバルな # ipc_timeout パラメータも同様に更新しなければいけません。詳細は # sample-misc.cf を参照してください。 # # 時間単位: s (seconds), m (minutes), h (hours), d (days), w (weeks). # デフォルトの時間単位は s (seconds) です。 # smtpd_timeout = 300s # strict_rfc821_envelopes 設定パラメータは Postfix SMTP サーバが # MAIL FROM や RCPT TO アドレスが <> の中に指定されていることと、 # RFC822 形式のコメントやフレーズを含んでいないことを要求するかどうかを # 制御します。これは SPAM メーラを止めるのに優れています。しかし、 # 同時に壊れた PC クライアントも失敗させます。 # # デフォルトでは、Postfix SMTPD は MAIL FROM や RCPT TO で RFC822 # 文法を許可します。 # strict_rfc821_envelopes = no # # 「トラップ(tarpit = タール抗)の制御」 # # smtpd_error_sleep_time パラメータには、SMTP サーバが 4xx または # 5xx サーバエラーを返す前に置くウェイト時間を秒単位で指定します。 # これは単純なクライアントが、エラー - 切断 - 接続 - エラー のループに # はまることを防ぎます。 # smtpd_error_sleep_time = 1s # smtpd_soft_error_limit パラメータには、エラーカウントの下限を指定 # します。SMTP クライアントが1つのセッション内に起こしたエラーが # この数に達すると、サーバはクライアントのあらゆるリクエストに反応する # 前に error_count 秒のウェイトを置きます。 # smtpd_soft_error_limit = 10 # smtpd_hard_error_limit にはエラーカウントの上限を指定します。SMTP # クライアントが1つのセッション内に起こしたエラーがこの数に達すると、 # サーバは接続を切ります。 # smtpd_hard_error_limit = 20 # # 「UCE の制限」 # # mynetworks パラメータには "余所者" よりも多くの権限を # 持つ "信頼された" SMTP クライアントのリストを指定します。 # # 特に "信頼された" SMTP クライアントは Postfix を通してメールを # リレーすることが許されます。sample-smtpd.cf ファイルの # smtpd_recipient_restrictions パラメータを参照してください。 # # "信頼された" ネットワークアドレスのリストを手で指定することも # できますし、Postfix に任せることもできます(こちらがデフォルト)。 # # デフォルト (mynetworks_style = subnet) では、Postfix は同じ IP # サブネットワークにある SMTP クライアントをローカルマシンとして # "信頼" します。 # # Postfix が同じ IP クラス A/B/C ネットワーク内の SMTP クライアントを # ローカルマシンとして "信頼" すべき時は "mynetworks_style = class" # を指定してください。 # ダイアルアップサイトではこれを指定しないでください - Postfix が # プロバイダのネットワーク全体を "信頼" してしまいます。かわりに # 下に示すように mynetworks リストを手で指定してください。 # # Postfix がローカルマシンのみを "信頼" すべき場合は # "mynetworks_style = host" を指定してください。 # #mynetworks_style = class mynetworks_style = subnet #mynetworks_style = host # 代わりに、mynetworks リストを手で指定することもできます。この場合は # Postfix は mynetworks_style の設定を無視します。 # # network/netmask パターンのリストを明示的に指定してください。ここで # mask にはホストアドレスのネットワーク部分をビット数で指定します。 # # ここでパターンのリストを指定する代わりにパターンファイルの絶対パスを # 指定することもできます。テーブルベースの検索には type:table を # 指定してください (テーブルの右側部分の値は使われません)。 # #mynetworks = 168.100.189.0/28, 127.0.0.0/8 #mynetworks = $config_directory/mynetworks #mynetworks = hash:/etc/postfix/network_table # smtpd_client_restrictions パラメータには、SMTP クライアントの名前や # アドレスによる制限をオプションで指定します。 # # デフォルトは全てのホストからの接続を許可します。次の制限が可能です: # # reject_unknown_client: クライアントのホスト名が不明な場合、要求を # 拒否します。 # permit_mynetworks: クライアントのアドレスが $mynetworks にマッチした # 場合、許可します。 # check_client_access maptype:mapname # オクテット分割により得られたクライアント名、親ドメイン、クライアント # アドレスやネットワークを検索します。 # 有効な検索結果は access(5) を参照してください。 # reject_rbl_client domain.tld: クライアントの反転した IP アドレスが # domain.tld 以下の A レコードに挙げられていれば拒否します。 # reject_rhsbl_client domain.tld: クライアントホスト名が # domain.tld 以下の A レコードに挙げられていれば拒否します。 # reject: 要求を拒否します。これは全ての制限の最後においてください。 # permit: 要求を許可します。これは全ての制限の最後においてください。 # warn_if_reject: 次の制限は拒否する代わりに警告をログに残します。 # # 制限は指定された順で適用されます。つまり、最初にマッチした制限が # 勝ちます。 # # helo、送信者、受信者の制限をここに挙げることもできます。 # これらは smtpd_delay_reject=yes の時のみ有効であり、その場合、 # 全ての制限は RCPT TO コマンドの時点で評価されます。 # # 制限のリストをカンマもしくは空白文字で区切って列挙して指定してください。 # 長い行は次の行を空白で始めることで、継続行として扱われます。 # #smtpd_client_restrictions = permit_mynetworks, reject_unknown_client smtpd_client_restrictions = # smtpd_helo_required パラメータは SMTP クライアントが SMTP セッションの # はじめに自己紹介することを必要とするかどうかを、オプションで指定します。 # #smtpd_helo_required = yes smtpd_helo_required = no # smtpd_helo_restrictions パラメータには、SMTP HELO もしくは EHLO # コマンドを送ることができるSMTP クライアントを、オプションで指定します。 # # デフォルトは全て許可します。次の制限が可能です: # # permit_mynetworks: クライアントのアドレスが $mynetworks にマッチした # 場合に許可します。 # reject_invalid_hostname: 文法が正しくない HELO ホスト名を拒否します。 # reject_unknown_hostname: DNS の A または MX レコードがない HELO # ホスト名を拒否します。 # reject_non_fqdn_hostname: FQDN 形式ではない HELO ホスト名を拒否します。 # check_helo_access maptype:mapname # HELO ホスト名や親ドメインを検索します。 # 有効な検索結果は access(5) を参照してください。 # reject: 要求を拒否します。これは全ての制限の最後においてください。 # permit: 要求を許可します。これは全ての制限の最後においてください。 # warn_if_reject: 次の制限は拒否する代わりに警告をログに残します。 # # 制限は指定された順で適用されます。つまり、最初にマッチした制限が # 勝ちます。 # # クライアント、送信者、受信者の制限をここに挙げることもできます。 # 送信者および受信者の制限は smtpd_delay_reject=yes の時のみ有効であり、 # その場合、全ての制限は RCPT TO コマンドの時点で評価されます。 # # 制限のリストをカンマもしくは空白文字で区切って列挙して指定してください。 # 長い行は次の行を空白で始めることで、継続行として扱われます。 # #smtpd_helo_restrictions = permit_mynetworks, reject_invalid_hostname #smtpd_helo_restrictions = permit_mynetworks, reject_unknown_hostname smtpd_helo_restrictions = # smtpd_sender_restrictions パラメータには、SMTP クライアントが # MAIL FROM コマンドで送信できる送信者アドレスの制限をオプションで # 指定します。 # # デフォルトは全ての送信者アドレスを許可します。次の制限が可能です: # # permit_mynetworks: クライアントのアドレスが $mynetworks にマッチした # 場合に許可します。 # reject_unknown_sender_domain: A または MX レコードがないドメインの # 送信者を拒否します。 # reject_rhsbl_sender domain.tld: domain.tld 以下の A レコードに送信者の # ドメインが挙げられていれば拒否します。 # check_sender_access maptype:mapname # 送信者のアドレスや親ドメイン、localpart@ を検索します。 # 有効な検索結果は access(5) を参照してください。 # reject_sender_login_mismatch: $smtpd_sender_login_maps が MAIL FROM # アドレスの所有者を指定しているが、クライアントが MAIL FROM # アドレスオーナーとして (SASL) ログインしなかった場合や、 # クライアントは (SASL) ログインしたが、クライアントログイン名が # MAIL FROM アドレスを $smtpd_sender_login_maps (上記参照) に # 持っていない場合に拒否します。 # reject_non_fqdn_sender: FQDN 形式ではない送信者アドレスを拒否します。 # reject: 要求を拒否します。これは全ての制限の最後においてください。 # permit: 要求を許可します。これは全ての制限の最後においてください。 # warn_if_reject: 次の制限は拒否する代わりに警告をログに残します。 # # 制限は指定された順で適用されます。つまり、最初にマッチした制限が # 勝ちます。 # # HELO、クライアント、受信者の制限をここに挙げることもできます。 # 受信者の制限は smtpd_delay_reject=yes の時のみ有効であり、 # その場合、全ての制限は RCPT TO コマンドの時点で評価されます。 # # 制限のリストをカンマもしくは空白文字で区切って列挙して指定してください。 # 長い行は次の行を空白で始めることで、継続行として扱われます。 # #smtpd_sender_restrictions = reject_unknown_sender_domain #smtpd_sender_restrictions = reject_unknown_sender_domain, hash:/etc/postfix/access smtpd_sender_restrictions = # smtpd_recipient_restrictions パラメータには、RCPT TO コマンドで # SMTP クライアントが送信できる受信者アドレスの制限を指定します。 # # デフォルトでは、Postfix は # - (IP アドレスが $mynetworks にマッチする)信頼するクライアントから # あらゆる目的地へ # - 「信頼していない」クライアントから、$relay_domains またはその # サブドメインにマッチする目的地へ、送信者が指定したルーティングの # アドレスを除いて # リレーをします。デフォルトでは、relay_domains は $mydestination です。 # # 上に加えて、Postfix SMTP サーバはデフォルトで最終目的地が # - 目的地が $inet_interfaces にマッチするもの # - 目的地が $mydestination にマッチするもの # - 目的地が $virtual_alias_domains にマッチするもの # - 目的地が $virtual_mailbox_domains にマッチするもの # のメールを受け取ります。これらの目的地は $relay_domains に挙げられている # 必要はありません。 # # 次の制限が可能です(* はデフォルト設定): # # *permit_mynetworks: クライアントのアドレスが $mynetworks にマッチした # 場合に許可します。 # reject_unknown_sender_domain: A または MX レコードがないドメインの # 送信者を拒否します。 # reject_rhsbl_recipient domain.tld: 受信者のドメイン名が # domain.tld 以下の A レコードに挙げられていれば拒否します。 # permit_auth_destination: 次のメールを許可します。 # - $inet_interfaces, $mydestination, $virtual_alias_domains または # $$virtual_mailbox_domains にマッチする目的地宛 # - $relay_domains またはそのサブドメインにマッチする目的地への # メール、但し送信者が指定したルーティングを行なうアドレスを除く。 # *reject_unauth_destination: 以下の条件以外のメールを拒否します。 # - 目的地が $inet_interfaces、$mydestination $virtual_alias_domains # または $virtual_mailbox_domains にマッチするアドレス宛のメール。 # - $relay_domains またはそのサブドメインにマッチする目的地へのメール、 # 但し送信者が指定したルーティングを行なうアドレスを除く。 # reject_unauth_pipelining: パイプラインが正しくないスパムウェアからの # メールを拒否します。 # permit_mx_backup: 自分自身が MX ホストとして登録されたサイトへの # メールを受け入れます。プライマリ MX ホストがネットワークブロックの # リストにマッチすることも要求するには、オプションで # permit_mx_backup_networks パラメータを使います。 # reject_unknown_recipient_domain: DNS の A または MX レコードがない # ドメインを拒否します。 # check_recipient_access maptype:mapname # 受信者アドレスや親ドメイン、localpart@ をを検索します。 # 有効な検索結果は access(5) を参照してください。 # reject_non_fqdn_recipient: FQDN 形式ではない受信者アドレスを拒否します。 # reject: 要求を拒否します。これは全ての制限の最後においてください。 # permit: 要求を許可します。これは全ての制限の最後においてください。 # warn_if_reject: 次の制限は拒否する代わりに警告をログに残します。 # # 制限は指定された順で適用されます。つまり、最初にマッチした制限が # 勝ちます。 # # helo、クライアント、送信者の制限もここに挙げることができます。 # # 制限のリストをカンマもしくは空白文字で区切って列挙して指定してください。 # 長い行は次の行を空白で始めることで、継続行として扱われます。 # # 注意: 「最低一つは以下の制限を指定してください。そうしないと、Postfix は # メールの受信を拒否します。」 # reject, defer, defer_if_permit, reject_unauth_destination # smtpd_recipient_restrictions = permit_mynetworks,reject_unauth_destination # # 「特別な UCE 制御」 # # allow_untrusted_routing パラメータは、信頼しないクライアントから # relay_domains パラメータに指定された目的地への送信者が指定した # ルーティングを行なうメール (user[@%!]remote[@%!]site) を Postfix が # 転送するかどうか制御します。 # # デフォルトでは、信頼しないクライアントはルーティングの指定を許され # ません。これはバックアップ MX ホストがだまされて、ジャンクメールを # 1次 MX ホストに転送し、それを世界中にスパムとして広げることになる、 # 厄介なオープンリレーの抜け穴を閉じることになります。 # # このパラメータは送信者指定のルーティングを持つ非ローカルアドレスが # Postfix アクセステーブルにマッチできるかどうかも制御します。 # デフォルトでは、アドレスが不明瞭なため、そのようなアドレスは # Postfix access テーブルにはマッチできません。 # allow_untrusted_routing = no # relay_domains パラメータはこのメールシステムがどんなドメイン # (とそのサブドメイン)宛のメールをリレーするかを制限します。 # # これらのドメインは relay_transport パラメータ設定で指定された # 配送エージェントに向けられます。 # # デフォルトでは、Postfix は次のようなメールをリレーします。 # - IP アドレスが $mynetworks にマッチする、信頼するクライアントからの # メール。 # - あらゆるクライアントから $relay_domains またはそのサブドメインに # マッチする目的地宛のメール、但し送信者がルーティングを指定した # メールアドレスは除く。 # デフォルトの relay_domains の値は $mydestination です。 # # 上記に加えて、Postfix の SMTP サーバはデフォルトで最終目的地が # - 目的地が $inet_interfaces にマッチするもの # - 目的地が $mydestination にマッチするもの # - 目的地が $virtual_alias_domains にマッチするもの # - 目的地が $virtual_mailbox_domains にマッチするもの # のメールを受け取ります。これらの目的地は $relay_domains に # 挙げられている必要はありません。 # # ホストやドメイン、/file/name パターンや type:name 検索テーブルの # リストを、カンマか空白文字で区切って指定します。 # 長い行は次の行を空白で始めることで、継続行として扱われます。 # ファイル名はその中身で置き換えられます。type:table は(親)ドメインがが # 検索キーとして現れた時にマッチします。 # # 注意: Postfix は自動的にはこのシステムをプライマリもしくはバックアップ # MX ホストに挙げているドメインに対してメールを転送しません。 # smtpd_recipient_restrictions の記述の中にある permit_mx_backup 制限を # 参照してください。 # relay_domains = $mydestination # relay_recipient_maps パラメータには、$relay_domains にマッチする # ドメインの全てのアドレスを持つ検索テーブルをオプションで指定します。 # # このパラメータが定義されていると、SMTP サーバは知らないリレー # ユーザ宛のメールを拒否します。この機能はデフォルトでは無効になって # います。 # # 検索テーブルの右側部分は都合よく無視します。左側部分には # 裸の username または @domain.tld ワイルドカード、user@domain.tld # アドレスを指定します。 # #relay_recipient_maps = hash:/etc/postfix/relay_recipients # # 「応答コード」 # # access_map_reject_code パラメータには、クライアントがアクセスマップ # 制限を破った時の SMTP サーバの応答コードを指定します。 # # RFC 821 を完全に理解していなければ、これを変えてはいけません。 # access_map_reject_code = 550 # default_rbl_reply パラメータには、SMTP クライアントの要求が # reject_rbl または reject_rhsbl によって拒否されたときの、 # SMTP サーバの応答を指定します。 # # テンプレートは正確に1レベルだけ $name が置き換えられます。 # # $client: name[address] のような書式のクライアントホスト名と # IP アドレス。 # $client_name: クライアントのホスト名または unknown # $client_address: クライアントの IP アドレス。 # $helo_name: HELO または EHLO コマンドで与えられたホスト名 # または空文字列。 # $sender: 送信者のアドレスまたは空アドレスの場合は <>。 # $sender_name: 送信者アドレスのローカル部分または空アドレスの # 場合は <>。 # $sender_domain: 送信者アドレスのドメインまたは空文字列。 # $recipient: 受信者のアドレスまたは空アドレスの場合は <>。 # $recipient_name: 受信者アドレスのローカル部分または空アドレスの # 場合は <>。 # $recipient_domain: 受信者アドレスのドメインまたは空文字列。 # $rbl_what: ブラックリストに載せられた要素(IP アドレス、ホスト名、 # ドメイン名またはブラックリストに載せられたドメインのEメールアドレス)。 # $rbl_reason: $rbl_what がブラックリストに載せられた理由もしくは空文字列。 # $rbl_domain: $rbl_what をブラックリストに載せている RBL ドメイン。 # $rbl_class: ブラックリストに載せられている要素の種類: # クライアントホスト、HELO コマンド、送信者アドレスまたは受信者アドレス。 # $rbl_code: maps_rbl_reject_code 設定パラメータで指定された # サーバの応答コードの数字。 # # smtpd_expansion_filter 設定パラメータは $name 展開で現れる # 文字を制御します。 # # $name の代わりに ${name} や $(name) を指定することもできます。 # # 条件による展開: # # $name が空でなければ ${name?text} を `text' に展開します。 # $name が空であれば ${name:text} を `text' に展開します。 # default_rbl_reply = $rbl_code Service unavailable; $rbl_class [$rbl_what] blocked using $rbl_domain${rbl_reason?; $rbl_reason} # defer_code パラメータには、SMTP クライアントの要求が "defer" 制限に # よって拒否された場合の SMTP サーバの応答コードを指定します。 # # RFC 821 を完全に理解していなければ、これを変えてはいけません。 # defer_code = 450 # invalid_hostname_reject_code パラメータには、クライアントが # reject_invalid_hostname アンチ UCE 制限を破った時の SMTP サーバの # 応答コードを指定します。 # # RFC 821 を完全に理解していなければ、これを変えてはいけません。 # invalid_hostname_reject_code = 501 # maps_rbl_reject_code パラメータには、クライアントが reject_rbl # または reject_rhsbl 制限によりブロックされた場合の SMTP サーバの # 応答を指定します。 # # RFC 821 を完全に理解していなければ、これを変えてはいけません。 # maps_rbl_reject_code = 550 # rbl_reply_maps パラメータには、RBL ドメイン名によってインデックス化 # された、RBL 応答テンプレートを持つテーブルを指定します。 # デフォルトでは、Postfix はdefault_rbl_reply 設定パラメータで # 指定された、デフォルトのテンプレートを使います。RBL 応答 # テンプレートの文法の議論はそこを参照してください。 # rbl_reply_maps = # reject_code パラメータには、SMTP クライアントが reject 制限にマッチ # した時の SMTP サーバの応答コードを指定します。 # # RFC 821 を完全に理解していなければ、これを変えてはいけません。 # reject_code = 550 # relay_domains_reject_code パラメータには、クライアントがメールリレーの # ポリシーを破ろうとした時の SMTP サーバの応答を指定します。 # # RFC 821 を完全に理解していなければ、これを変えてはいけません。 # relay_domains_reject_code = 550 # smtpd_expansion_filter パラメータには、RBL 応答テンプレートの # $name 展開に入ることが許される文字を指定します。許されたセット # 以外の文字は "_" で置き換えられます。空白のような特別な文字を # 指定するには、C言語ライクなエスケープを使ってください。 # # このパラメータは通常の main.cf マクロ展開には従いません。 # smtpd_expansion_filter = \t\40!"#$%&'()*+,-./0123456789:;<=>?@ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[\\]^_`abcdefghijklmnopqrstuvwxyz{|}~ # unknown_address_reject_code パラメータには、クライアントが # reject_unknown_sender_domain または reject_unknown_recipient_domain # 制限を破った時の SMTP サーバの応答を指定します。 # # RFC 821 を完全に理解していなければ、これを変えてはいけません。 # unknown_address_reject_code = 450 # unknown_client_reject_code パラメータには、名前をマッピングするための # アドレスを持たないクライアントが reject_unknown_client 制限を破った # 時の SMTP サーバの応答を指定します。 # # RFC 821 を完全に理解していなければ、これを変えてはいけません。 # unknown_client_reject_code = 450 # unknown_hostname_reject_code パラメータには、クライアントが # reject_unknown_hostname 制限を破った時の SMTP サーバの応答を指定します。 # # RFC 821 を完全に理解していなければ、これを変えてはいけません。 # unknown_hostname_reject_code = 450