[postfix-jp: 1051] Re: /usr/sbin/sendmail をたたくのと、 SMTPをしゃべるのと、どちらが速いか？

[IWAMOTO Kouichi <sue@xxxxxxxx>]

岩本といいます。
全然識者じゃないですけど。

On Wed, 09 Mar 2005 15:47:43 +0900
Y.Watanabe <haward99@xxxxxxxxxxx> wrote:

> メール一通出すたびに /usr/sbin/sendmail を叩いている＝プロセスが起動している、
> ということだから、送信したいメールをsendmailラッパーに渡す方式をやめて、
> postfixに対してSMTPで語りかけてメールを渡す方式にしたほうが、
> 余計なプロセス起動が発生しなくなって負荷低減になるんじゃないか？
> と淡い期待を抱いております。

http://www.kobitosan.net/postfix/trans-2.1/jhtml/OVERVIEW.html を見ると
Postfix内部でのメールの流れがわかりやすいと思います。

1通のメールがincomingキューに入るまでを比べた場合、

・smtpd経由
  プロセス: smtpd, cleanup, trivial-rewrite
  キュー: incoming

・sendmail経由
  プロセス: sendmail, postdrop, pickup, cleanup, trivial-rewrite
  キュー: maildrop, incoming

というようにsendmailラッパー経由の方が、起動するプロセス数で2個、
書き込むキューが1個多くなります。
起動するプロセスが一部違うので単純に数で比較する事は出来ませんが、
参考になるとは思います。

さらに複数のメールを送る場合、sendmailとpostdropはメールの数だけ
起動しますが、smtpdの方は一回のsmtpセッションですべてのメールを
送った場合は1個しか起動しないので、さらに差がつきそうです。

というわけで、smtpd経由の方が軽いというのは間違いないと思います。
が、どの程度軽くなるかは試してみないとわからないと思います。

# なんていい加減な結論だろう(^^;

-- 
いわもと こういち(sue@xxxxxxxxx/sue@xxxxxxxx)
# なるようになれ、明日もイケイケ♪
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