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[postfix-jp: 1531] Re: virtual_alias_mapsに存在しないユーザーへのメール送信について



岩本といいます。

On Thu, 29 Sep 2005 13:37:13 +0900
牧 真也 <shinya-maki@xxxxxxxxxxxxxx> wrote:

> virtual_alias_maps に存在しないアドレス宛てのメールも一度受信し、
> Mail Queue に入れ、その後「User Unknown」で返送する動作にしたいと
> 考えております。

このような設定は望ましくありません。
送信者アドレスが詐称されていた場合、関係ない第三者にエラー通知を
返してしまい、迷惑をかける事になってしまいます。

それでも設定したい場合は、以下のような設定に出来ないか検討してみて下さい。

> To, Cc, Bcc に、virtual_alias_maps に存在するアドレスと
> 存在しないアドレスを指定した場合、RCPT TO の段階で
> 「Recipient address rejected: User unknown in virtual alias table」となり、
> メール自体が送信できません。

宛先にエラーとなるアドレスが含まれているとすべての宛先に送れないというのは、
ユーザの使用しているMUAに依存しますよね。
# 一般的なMUAはこのような動作をすると思いますが

他のMTAがメールを配送しようとして上記のような状況になった場合、ふつうは
存在するアドレスにはメールを配送して、エラーとなったアドレスについてのみ
エラー通知を返送します。

つまり、上記のような問題が発生するのは、通常はローカルのユーザが
メールを送信しようとした時のみになると思います。

そこで、ローカルのユーザがメールを送信する時はsubmissionポートを使うように
してもらい、submissionポートではSMTP-AUTHを必須、smtpd_sender_login_mapsで
アカウントと送信者アドレスの対応をチェックすれば、送信者アドレスが詐称
される事がなくなると思います。このような状況であれば、submissionポート用の
smtpdでsmtpd_reject_unlisted_recipient=noを指定する事によって、submission
ポート経由の時のみキューに入れてからエラー通知を返しても迷惑にならないと
思います。

-- 
いわもと こういち(sue@xxxxxxxxx/sue@xxxxxxxx/sue@xxxxxxxxxx)
# なるようになれ、明日もイケイケ♪
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